『記憶の迷路』という名曲と、本家・カバーレビュー

小田さくら

いい曲ですよね、記憶の迷路。ある程度の年齢になって来るとこういう気持ちって大なり小なりあるあるです。
さくらのしらべの動画を改めて見ていたら今更ハマってしまったので本家と各カバーの感想を書いてみました。

『記憶の迷路』って?

基本情報

2008年6月11日発売、High-Kingのシングル「C\C(シンデレラコンプレックス)」のカップリング曲です。

作詞・作曲:つんく 編曲:江上浩太郎

High-KingについてはWikipediaをどうぞ。

曲の内容

元カレに思いを馳せる直球な歌詞の歌です。

今は これでも幸せなのよ
やさしい彼氏も好きよ
あなたよりずっと会いにきてくれる

甘い口付け あなたの匂い
記憶の中から消えない
この先もずっとあなたが消えないの

今の彼氏は知らないことよ
毎日楽しくしてる
それでもあなたがこの胸で優しい

 

既に新しい彼氏も出来て幸せに暮らしているけれど、
ふとした時に思い出す元カレとの幸せな時間。

あぁ、好きだったなぁ、幸せだったなぁ…

今の彼だって大事だし今更元カレとどうこうなろうなんて思ってはいないけど、
あの時間はやっぱり特別で、きっと一生忘れる事はないんだろうな…

…私もしかしてまだ元カレの事好きなのかな?分からなくなってきちゃった…。

 

って頭の中で迷ってしまっている乙女心ですね。

新しい彼氏と付き合い始めたばかりの頃や、
今の彼とちょっとマンネリになった時によく陥る思考です。

これで新しい彼氏と別れても結局上手くいかないパターンなので女子の皆さん気を付けて下さいね!
今ある幸せを大事に!

当時のパフォ

企画ユニットだった事もあり、人選もリーダー中心。
愛ちゃんとれいなで歌を引っ張る感じでしたね。
この2人はさすがに上手いですが、ユニット全体としてはもうちょっと、って感じでした。
みんなスタイル良いし可愛いのでかっこよかったですけどね。

今までにカバーした主なメンバー

私が聴いたのは動画や音源が上がっているものだけなので、網羅しきれてないかもしれません。他のバージョンをご存知の方は教えて下さい!

高橋愛・田中れいな

オリジナルメンなのでここに入れようか迷ったんですが、2009年の秋ツアーで2人でカバーしています。
歌い込んでるから?本家よりこちらの方が好きですね。
プラチナを引っ張った二人の歌姫の作る世界観はさすがです。

鞘師里保

2015年12月の鞘師里保ソロスペシャルライブで歌っています。

リズム感はさすがですね。
地声で高音を出す時のざわざわした声質は通常運転ですが、それを抜きにしてもちょっとサッパリ歌い過ぎていて色気が足りないかなと感じました。(この曲に限っての話です。鞘師も色気出るときは凄い出てました!)

なんか見ているとどうも中高生の清い可愛らしい交際が情景として浮かんでくるのでこの曲のウェットな女らしさが今一つ。
歌い方や動きがはっきりビシッとしているので、未練がありそうな感じが出にくいのかなと思いました。

それにしても間奏などに入るダンスを見ているとやっぱり動きに華がありますよね。かっこいい。

広瀬彩海・野村みなみ

2016年かな?こぶしのライブで歌っています。
この2人は歌唱メンとしての成長が楽しみですよね。
特にあやぱんは歌声の伸びがとても気持ちいいので凄く注目しています。

この2人に限らず、こぶしのメンバーは自分をちょっと作っちゃう、思春期特有のぶりっ子な部分を脱ぎ捨てられた時に真の魅力が出るかなと楽しみにしています。

野中美希

2016年10月のバースデーイベントで歌っています。

声は凄く良いんですが、パフォーマーとしてはまだまだ成長が必要ですね。

出だしなどの声を絞る所での不安定感と、目線がきょろきょろしてしまう所、ほぼ真顔な所が特に気になりました。
サビの声を張る部分は凄く気持ちよく聞けてよかったので、もっと堂々と、表情からも歌を表現できるように頑張って欲しいです!

小田さくら

さくらのしらべ6(2017年3月)にて。

音程はたまーに怪しい部分もあったりするんですが、小田ちゃんの持つウェットながら上品な色気とこの曲がもの凄くマッチして、かなり素晴らしい仕上がりだと思います。

出だしの優しい声からもうグイッと歌の世界に引き込まれてしまいました。

特に大サビの「甘い口づけ あなたの匂い 記憶の中から消えない」のあたり、髪をかき上げるのが物凄く美しくて唸る。すごい表現力!

ただ最後、曲が終わる直前にちょっとだけ演技っぽくなっちゃってたかな。

金澤朋子

2017年7月のバースデーイベント。音声のみ聴きました。
かなとももまた不思議な色気があるタイプなので、この曲もハマってますね。

たまにリズムや音程が怪しかったりしますが、かなともの世界感が上手く出ているなぁと感じました。

歌の世界に観客ごと連れ去る小田ちゃんとはまた少し違い、かなともは彼女が主人公の物語を話してくれているような魅力があるように思います。説得力のあるタイプですね。

 

筆者が好きなのは、断トツで小田ちゃんバージョン

ファンの贔屓目もあるのかもしれませんが、小田ちゃんとこの曲の相性良すぎだと思います。

(ちなみに次点で好きなのは愛れなバージョン、その次はかなともバージョンです。)

ちょっとイケナイ魅力…とは小田ちゃんのセクシーさを指す時にたまに使われるんですが(あんまり年ごろの女の子にこういう表現どうかとは思うんですが…ゴメンよ小田ちゃん)、そういったちょっと後ろめたい感情とこの曲の情景が凄くフィットすると思うんですね。

「今の彼氏は知らないし言うつもりもないけど、実は私まだあなたの事忘れられないみたいなの…」ってイケナイ感じしませんか。

小田ちゃんの凄い所は、そんな危なっかしい魅力を持ちながら、同時に清らかな女神のようなオーラもあるんですよ。だからやりすぎな下品な感じにならないという。

ただただ、美しいんです。

 

 

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